ロリポップDNSは、サーチコンソールのDNSレコード確認は不可。

更新日:2019年7月11日

 

ロリポップDNSではDNSレコードの追加や編集ができないため、GoogleサーチコンソールのDNSレコードによるドメイン所有権の確認はできません。

 

そのため、別のDNSサーバに変更しDNSレコードの編集を行いましょう。

 

もしくは、DNSレコード追加を行わない方法でドメイン所有権の確認をしましょう。

 

「ロリポップDNSではDNSレコードの追加/編集ができない」ということがあまり知られていないため、サーチコンソールの利用やメール認証のためSPFレコードを追加する際などに迷ってしまわれる方が多いかなと思いました。

 

またロリポップのWEBサーバの留意点としては「月額数百円のプランでは、一時的な大量アクセスには対応できない。」という点もあるかと思います。

 

例えば○○みかんのホームページを運用中、○○みかんがテレビで紹介されて大量アクセスが有った場合に、場合によってはロリポップによるアクセス制限が行われホームページが表示できなくなり、多くの機会損失が発生します。

 

アクセス制限時はロリポップからメール連絡があり、その後にこちらからアクセス制限解除依頼を行いました。

 

「かなり気軽にホームページ開設ができる値段」というメリットの大きさは揺るがないですが、ある程度の規模のサイトをサーチコンソールで専門的に解析という段階であれば留意が必要な点かと思います。

 

結局、そのサイトは大量アクセスに耐えられるエックスサーバの月額1000円のプランに乗り換えました。

 

2通りのレンタルサーバ

上述のようにレンタルサーバは

・DNSレコードを編集できるもの(エックスサーバなど)

 

・DNSレコードを編集できないもの(ロリポップなど)

の2通りがあります。

 

ドメイン取得サービス

そしてドメイン取得サービス(お名前.comやムームードメインなど)では、DNSレコードが編集できます

 

 

あなたが利用しているDNSサーバを確認する方法

ですので、まずはロリポップのWEBサーバを利用しているあなたのDNSサーバはどれなのかを確認しましょう。

 

DNSサーバの確認では、Windowsではnslookup、Linuxではdigというコマンドをよく使います。

 

今回はCMAN - nslookup(dig)テストでdigを実行してみましょう。nslookupよりもdigの方が結果が少し見やすいかなと思います。

 

 

※どのDNSサーバを利用しているかは、ロリポップのコントロールパネルの「ムームーDNSへの移行」ページでも簡易的に確認できます。

 

 

各サービスのDNSサーバ一覧

 

 

そしてdigで表示されたDNSサーバがどのサービスのものかを以下に一覧表で紹介しますね。

 

勘違いしやすい点としては、「レンタルサーバ」のDNSサーバを利用しているのか「ドメイン取得サービス」のDNSサーバを利用しているのかという点です。

 

これが明確でないと、どのサービスのコントロールパネルにログインしてDNSレコード編集を行えば良いのか分からなくなります。

利用者の多いサービスのDNSサーバを挙げました。

 

dns01.muumuu-domain.com
dns02.muumuu-domain.com

→ムームーDNS(ドメイン取得サービスのムームードメイン)

 

uns01.lolipop.jp
uns02.lolipop.jp

→ロリポップDNS(レンタルサーバのロリポップ)

 

ns1.xserver.jp
ns2.xserver.jp
ns3.xserver.jp
ns4.xserver.jp
ns5.xserver.jp

→エックスサーバのDNS(レンタルサーバのエックスサーバ)

 

ns1.xdomain.ne.jp
ns2.xdomain.ne.jp
ns3.xdomain.ne.jp

→エックスドメインのDNS(ドメイン取得サービスのエックスドメイン。エックスサーバ社)

 

01.dnsv.jp
02.dnsv.jp
03.dnsv.jp
04.dnsv.jp

→お名前.comのDNS(ドメイン取得サービスのお名前.com。ドメインを活用時のDNSサーバ)

 

dns1.onamae.com
dns2.onamae.com

→お名前.comのDNS(ドメイン取得サービスのお名前.com。ドメイン取得直後or期限切れ時のDNSサーバ)

 

ロリポップサーバを利用している構成例4つ

そして、利用しているDNSサーバが判明したら、ロリポップのWEBサーバを運用しているあなたの構成は以下の4つのうちのいずれかに該当するかが分かると思います。

 

ですので、それぞれの対処方法をクリックしてご覧になってくださいね。

 

ムームードメインでドメイン取得+ムームーDNS+ロリポップサーバ

 

ムームードメインでドメインを取得し、ロリポップサーバを利用している多くの方がこの構成です。

 

この構成でのTXTレコード追加方法は、まずムームードメインのコントロールパネルにログインし、「ドメイン操作」→「ムームーDNS」を選択し該当ドメインの処理の「変更」をクリックします。

 

 

次に、設定2の欄にサーチコンソールに表示されているTXTレコードを貼り付けて情報変更でDNSレコード追加完了です。

 

 

ムームードメインでドメイン取得+ロリポップDNS+ロリポップサーバ

 

この場合は、「ロリポップDNS」から「ムームーDNS」への移行が必要です。

 

まずロリポップのコントロールパネルの「ムームーDNSへ移行」をクリックし、管理状態が「ロリポップDNS」であることを確認し、「ムームードメインコントロールパネル」をクリックします。

 

 

ムームードメインのコントロールパネルにログインし、左ウィンドウの「ムームーDNS」をクリックし、該当のドメインの処理欄で「利用する」をクリックします。

 

 

ロリポップのコントロールパネルに戻り、管理状態が「ムームーDNSをご利用頂けます」と表示されていることを確認し、「移行する」をクリックします。

 

 

先ほどのムームードメインの「ムームーDNS」画面で、処理欄「変更」をクリックします。

 

 

ムームーDNSを設定するドメインで「ロリポップ!」を選択し(選択されていることを確認し)、「セットアップ情報変更」をクリックします。

 

 

左ウィンドウの「ネームサーバ設定変更」をクリックし、該当のドメインの処理欄「ネームサーバ設定変更」をクリックします。

 

 

「ムームードメインのネームサーバ(ムームーDNS)を使用する」を選択し、「ネームサーバ設定変更」をクリックします。

 

 

その後、上記「1」の手順同様、「ムームーDNS」を選択し該当ドメインの処理の「変更」をクリックします。

 

 

設定2の欄にサーチコンソールに表示されているTXTレコードを貼り付けて情報変更でDNSレコード追加完了です。

 

 

ムームードメイン以外でドメイン取得+ロリポップDNS+ロリポップサーバ

 

例としてお名前.comでドメインを取得、お名前.comのコントロールパネルのネームサーバの設定でuns0*.lolipop.jp(ロリポップDNS)を指定し、ロリポップWEBサーバで運用をしている場合です。

 

この場合は、以下の手順です。

・お名前.comのコントロールパネルのネームサーバの設定でuns0*.lolipop.jp(ロリポップDNS)から、0*.dnsv.jp(お名前.comのDNS)に変更。
※下記の「DNS関連設定」画面でもDNSサーバ変更可能です。

 

・お名前.comの「DNS関連設定」でロリポップDNSで設定されている現在の全レコード(A、MX、TXTなど)を移行(追加)。
またはCNAMEレコードを利用して転送。

 

・サーチコンソールで表示されているTXTレコードを追加。

 

現在の全レコードの確認方法は、先ほどのCMAN - nslookup(dig)テストでオプション「ANY」を選択してdigを実行すると分かります。

 

 

多くのレンタルサーバはWEBサーバとメールサーバが同一サーバであることが多いのですが、ロリポップは別々のサーバであることが分かりますね。

 

これは一般的な利用においては、どちらの方式でも良い悪いはありません。

 

そして、この全レコードのうちSOAレコード以外のAレコードと(メールを利用する場合は)MXレコードが移行(追加)が必要なDNSレコードです。

 

お名前.comでのコントロールパネル(ドメインNavi)でのDNSレコードの操作方法は、「DNS関連の機能設定」から行えます。

 

 

ただし、A、MX、CNAMEなどは一般の方は知らない用語であり、このためだけに理解するのも面倒かと思います。

 

さらに以下2点のデメリットが有るため、この方式(ロリポップDNSから他社DNSへの変更方式)自体お勧めできません。

 

「ロリポップDNSサーバから他社DNSサーバへの変更」におけるデメリット

1. ロリポップのサポート範囲外の利用方法である。

 

2. 今後ロリポップのWEBサーバのIPアドレスやメールサーバのホスト名が変わったら(ロリポップから変更連絡が有ったら)、その都度レコード編集を忘れずに行わなければならない。忘れるとホームページやメールが利用できなくなる。

 

よって、DNSレコード編集をしない方法で運用(サーチコンソールなら、URLプレフィックス方式を選択し、所有権の確認は「ファイル追加」方式を実施など。)がお勧めです。

 

サーチコンソールのURLプレフィックス方式。

 

 

URLプレフィックス方式選択後の、「ファイル追加」による所有権の確認。

 

 

このようなサーチコンソールでTXTレコードの利用が必要な場合以外にも「メール認証でSPFを実施するためどうしてもTXTレコードの追加が必要」となった場合は上述のデメリットを把握した上で設定してください。

 

私であれば、やはり上述のデメリット2の「都度のDNSレコード編集」忘れを避けたいため、レンタルサーバ自体をロリポップからエックスサーバに変更し、エックスサーバのDNSサーバでSPF設定を行うかなと思います。

 

 

ムームードメイン以外でドメイン取得+ドメイン取得サービスのDNS+ロリポップサーバ

 

例えばお名前.comでドメイン取得し、お名前.comのDNSサーバを利用し、ロリポップサーバでホームページ運用している場合です。

 

いわば上述の

1. ロリポップのサポート範囲外の利用方法である。

 

2. 今後ロリポップのWEBサーバのIPアドレスやメールサーバのホスト名が変わったら(ロリポップから変更連絡が有ったら)、その都度レコード編集を忘れずに行わなければならない。忘れるとホームページやメールが利用できなくなる。

というのを許容し(許容せざるを得なくて)運用しているということになろうかと思います。

 

この場合は以前Aレコード等を個別で追加されたのと同様の手順で、お名前.comのコントロールパネルの「DNS関連機能の設定」からTXTレコードを追加します。

 

まずお名前.comのコントロールパネル(ドメインNavi)にログインし、「DNS関連機能の設定」をクリックし、該当のドメインのラジオボタンを選択し、「次へ」をクリックします。

 

 

「DNSレコード設定を利用する」の「設定する」をクリックします。

 

 

DNSレコードの追加欄にて、サーチコンソールのTXTレコードをコピーして貼り付けて進めていきます。

 

上述の「3」の構成でロリポップDNSからお名前.comのDNSサーバへ変更する場合など用に、画面最下部に「お名前.comのDNSサーバへの変更」のチェックボックスも有りますね。

 

 

以上、参考にしてみてくださいね。